大学との共同研究と社会貢献

ご挨拶

私たちは社会貢献の上位目標を念頭に、汚染された海水に含まれている放射性物質の除去を目標とした研究開発に取り組んでいます。



K&A環境システム特色

ネットワーク

【現地法人の設立】

平成11年の創業以来、化学品の対中国取引のエキスパートとなるべく邁進してまいりましたが、日本国内のお客様に対し、より良いサービスを提供するため、平成24年、弊社中国現地法人の設立に至りました。
現地ローカルスタッフには全員ケミストを採用し、さらなるサービス向上のため、日本人スタッフとの情報の共有化を図りながら、現地マーケット情報のフィードバックなど様々なサービスを提供しております。小規模な弊社ではありますが、自社にて中国現地法人を設立、運営していることは括目すべきものと自負しております。IT化時代に即した、スピードアップを心がけたサービスをこれからも提供していきたいと考えておりますので、ご指導、ご鞭撻をいただければ幸甚と存じます。

技術

【大学との共同研究】

弊社は香川大学と連携してMnOx 新規無機系吸着剤の研究開発に取り組んでいます。本研究は社会貢献の上位目標を念頭に、汚染された海水に含まれている放射性物質の除去を目的とした取り組みです。
先生方々の知見とご支援をはじめ、研究室の学生たちのご協力をいただきながら、クリプトメレン型酸化マンガンの合成方法、また、合成した8 面体MnO6ユニット連結体、トンネル構造型八面体モレキュラーシーブにより、重金属吸着能の性能評価まで様々な実験やトライを繰り返しております。
香川大学と共同研究した粉末酸化マンガン吸着剤は、Na+, K+, Mg2+, Ca2+が多く含まれている海水条件におけるSr2+選択吸着特性を有し、福島第一原子力発電所事故の放射性汚染水処理に最適なSr2+イオンふるいを開発した。更に、無機バインターでの造粒品、エチレン-ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)に担持した造粒品も開発。その他にもこの吸着剤を特殊繊維、不織布などへ担持した製品開発の改良を重ねている。

知識

【専門知識・アイティアとノウハウの活用】

弊社は、単に右から左へと製品を流通させるケミカル商社ではありません。生産原料から製造プロセスまで化学の無限の可能性を利用・応用し、お取引先様の多様なニーズに応えることで、産業や社会の発展に寄与させていただいております。
また、環境への配慮を念頭に置き、自然環境との調和を守りながら常に先を見据えて、人のため、社会のため、地球のために快適な環境を拓きます。そして、産学連携を通して、様々な課題解決や共同研究に取り組んでおります。
小さな一歩から、信頼される企業を目指していく所存です。


お知らせ